第39回 糖尿病看護ケア研究会プログラム
11月21日(土)に第39回 糖尿病看護ケア研究会プログラム
『糖尿病ピアカウンセリングに向けた研修会』をテーマに開催いたしました。
講師の木村真理先生に「患者と医師の両方の視点で考える糖尿病チーム医療 “1型糖尿病患者”兼“専門医”の、膵・腎移植体験より」という題でご講演いただきました。先生のすさまじい体験に看護師としてできることは何であるかと問いながら聞かせていただきました。木村先生の「こんな状態でも生きていけるということを、患者さんに知ってもらって少しでも力になれば有難いです。」とのお言葉が印象的でした。 ご講演の後には、「実際に患者の力を借りる医療ってどんなことでしょうか?」という題が稲垣先生より出され、小グループに分かれてディスカッションを行いました。難しい題でしたが、臨床での患者さんの姿を思い浮かべながら各グループお話されていました。患者の力を大事にしていくチームをつくり上げていくことに看護師が果たす役割は大きいと感じました。
木村先生のご講演、ディスカッションを通して、明日からの看護実践がよりよいものになっていく空気に包まれた回でした。