第42回糖尿病看護ケア研究会

1月24日(日)に第42回糖尿病看護ケア研究会プログラム『糖尿病透析予防支援』が、能登地区(公立能登総合病院)にて行われました。最強寒波で雪が降り続き、道は凍っており、運転中に車のワイパーが凍ってしまったり、一面真っ白で前も後ろもわからないような状況の中、20名の方が参加してくださいました。

「チーム医療~糖尿病透析予防支援について~」、公立能登総合病院 名誉医院長 村本信吾先生にご講演いただきました。患者さんがわかりやすい説明方法の工夫を、ご自身の実践からご紹介してくださいました。また、看護で必要だと思ったことは病院長に訴えていって欲しいとのお言葉が印象的でした。 また「糖尿病性腎症の進行を予防する看護専門外来の発足」について、講師の西村由記さんにご講演いただきました。どのように周囲の理解を得ながら進めていったのかなどの質問が飛び交いました。とても興味深く勇気をもらえました。

事例検討では、坂本早苗さんがファシリテーターとなり、東康子さんに糖尿病腎症患者さんの事例を提供していただきました。どのような視点をもって関わることができたのかや、透析導入時の医療者の役割についてたくさんの意見交換ができ有意義な会となりました。

悪天候の中、ご参加くださり本当にありがとうございました。患者さんのためにもっと何かできるのではないかという参加者のみなさまの思いが溢れる研修会でした。